最近の不調② 不眠症⑴
こんにちは、小田原市栄町 RS鍼灸整体院の高田です。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回に引き続き、最近多かった不調についてお伝えしたいと思います。
本日は不眠症についてです。
私も不眠症の経験があります。
眠れない、寝たのに全然スッキリしない状態が長期間続くのは本当にしんどいし、色んな事に支障が出ます。
その時の経験も含めてお伝えしたいと思いますが長くなりそうなので2部に分けていきたいと思います。
最後までお読みいただけるとありがたいです。
不眠症とは?
「眠ろうとしているのにどうしても眠れない。」という経験は誰にでもあり、心配事があったり試験の前日だったり、旅行先では寝られないなどの不眠経験をしたことがあると思います。
本来なら数日でまた眠れるようになるものですが、これが改善されず不眠が続くと日中に様々な不調を感じるようになります。
感じる不調は、倦怠感・意識低下・抑うつ・頭重や頭痛・めまい・動悸・食欲低下・集中力低下など様々ですが、これらが慢性化して長期間の不眠状態と日中に心身の不調を自覚するようになると不眠症となります。
不眠症にはタイプがあり、同じ不眠症でも症状やその原因などはそれぞれありますが、簡単にまとめてみると下記のようになります。
入眠障害
寝付きが悪くなかなか眠れないタイプ
寝床に入ってから寝るまでに1時間以上かかる場合は、このタイプが当てはまります。
精神的な問題や、不安や緊張が強い場合などに起こりやすいです。
わかりやすく例えると試験などの前日が良い例となります。
明日は遅刻できないから(試験があるから!研修があるから!発表会があるから!朝から予定が詰まっているから!)早く寝ないといけない!
早く寝ないといけないと思うことで余計に体が緊張してしまうことや、それが過剰な精神的ストレスになりなかなか寝付けない…というような場合が多いです。これは心の病でもある不安症と同じようなものとも言えます。
中途覚醒
眠りが浅くて途中で何度も目が覚めてしまうタイプ
夜中に何度も目が覚めてしまい、一度起きるとなかなか寝付けなくなります。
頻尿などによる尿意で何度も目覚めてしまう場合もあります。しかし、この場合は夜間のみ頻尿になってしまうのか、それとも昼間も同じように頻尿なのかを分けて考えなくてはなりません。また、夜間によくトイレに起きてしまう方は、トイレの照明を暗くする工夫をすると良いです。メラトニンの影響は後述しますが、夜間に強い光を見てしまうとメラトニンの分泌を抑制してしまうことに加え、光の影響で脳が覚醒してしまい睡眠を妨害してしまいます。
深酒などのアルコールの影響や喫煙によるニコチンの影響も受けるため、注意が必要な方は控えましょう。
不眠の中でもこのタイプが多く、中高年ではより起きてしまう頻度が高いと言われています。
早期覚醒
早朝に目が覚めてしまうタイプ
以前と比べて目覚める時間が早くなり、そのあと寝ようとしても再入眠できずに困る状態です。
年齢とともに目覚めが早くなるのは自然なことでもありますが、まだ眠っていたいと感じたり、疲れが全然取れていないのに目が覚めてしまうことで苦痛を感じてしまいます。
早期とありますが、何時からがそれに値するのかという決まりはありません。睡眠時間や生活リズムは人それぞれですから、早朝という時間帯にかかわらず望んでいた起床時間よりも2時間以上早く目覚めてしまい日中に不調を感じる場合がこれに当たります。
このタイプは睡眠のサイクルが乱れている可能性もありますが、うつ病など精神疾患の多くで認められることが多いため、精神症状を詳しく確認する必要もあります。
熟眠障害
ある程度は眠っているのに、ぐっすり眠れたという熟睡感が得られないタイプ
以前と変わらない睡眠時間なのに、全然寝た気がしない、疲れが全然取れていないと感じる場合です。
これには睡眠の質が大きく関わってきます。
良い睡眠の要素には「時間」と「睡眠の質」がありますが、睡眠時間が長く取れているから良いということでもなく、むしろ時間よりも質が大切だと言えます。
十分に深い睡眠が取れていれば睡眠時間が短時間でも体は回復しますが、反対に睡眠の質が低下していると、どれだけ寝てもなかなか疲れが取れずに体がしんどくなってしまうこともあります。
また、身体的に緊張が強く、就寝前にもその緊張が抜けきらないまま寝てしまうと、寝ている間も体の緊張が継続することで起床時の熟睡感が得られない場合もあります。この場合は普段の生活の中で姿勢などに問題があり、慢性的に体が緊張している方が多いです。
日中は体が重だるく感じる傾向が強く、寝る前に心身共にリラックスすることを心がけることが大切です。
このように分かれますが
冒頭にもお伝えした通り、不眠の経験は多くの方がお持ちだと思いますが
その状態が改善されず、長期にわたる場合に不眠症となります。
不眠症の原因は様々あり、睡眠に対しての感じ方や捉え方にも個人差があります。
また、不眠症になることで感じる心身の不調に加えて、なかなか眠れないことで不安を感じたり恐怖を感じたりすることがあり、それが更に不眠症を悪化させてしまう悪循環を作ってしまうことがあります。
今回は長くなってしまいましたので、次回はその悪循環についてや、不眠症の原因になり得るものを大きく分けてお伝えしたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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