連日の猛暑や地震への不安 〜自律神経の乱れ〜
こんにちは、小田原市栄町 RS鍼灸整体院の高田です。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
連日地震に関して注意を促す報道が続いています。
昨夜はここ小田原も結構揺れましたね。
強い揺れを感じたのは久しぶりで恐怖を感じ、私自身も心身の緊張を自覚しました。
帰宅してから非常時用のカバンを再確認し、家族といざって時の行動を再確認し
落ち着いて気持ちを切り替えました。
地震によって恐怖を感じる方は多いと思いますが、特に不安症の人は色んな不安が次から次へとあがってきてしまうかもしれません。
起こることに不安と恐怖を感じて怯えてしまう気持ちはよくわかります。
いざ起きてしまったら怖いのは皆同じだと思います。
その中で、
何ができるのか?は事前に把握して備えておくことが出来ます。
起こることを前提に最低限の備えを準備したり、家族で決め事をしておく。
こうした備えはいざという時に当然役に立ちますし、何よりも備えがあることが安心感につながり心に少し余裕が出来ます。
あとは、こういう時はメディアや防災無線などで繰り返し注意喚起のアナウンスが行われます。
一通り準備をしたり確認が出来たら、不安を感じやすい人はそれ以上情報を観ない、聞かない、ということも大切です。
情報を遮るというわけではなく、必要以上の情報を入れないということです。
地震の後って、自律神経が乱れてしまう方が非常に多いそうです。
人は元々、恐怖や危険を感じると自律神経の一つ、交換神経が高まります。それと同時に副腎というところでアドレナリンなどのホルモンが分泌され、より心臓の働きなどが強くなります。
その結果、通常よりも心身共に強い緊張状態になります。
特に脳が興奮してしまうので、その状態が続くと夜の寝つきが悪くなかなか眠れなくなってしまったり、心身ともに休まらないため体がとても疲れてしまいます。
防衛反応の一種なのでこうした反応は当然なのですが、普段から緊張気味の人や不安症の人は特に意識して、落ち着いて気持ちを切り替える事が大切だと思います。
地震の影響だけでなく、ただでさえ連日続く猛暑の影響や大気の不安定による気圧の変化によって自律神経が乱れている人が多いです。
自律神経の乱れは色んなパターンがありますが、交感神経がずっと興奮してしまっているパターンが多くみられます。
高まってしまっている交感神経を鎮めて副交感神経を優位にすることを心がけましょう。
すごく簡単にお伝えしますが
副交感神経は
- 胃にものが入る
- 適度な運動をする
- 深呼吸をする
ことで高まります。
(※これだけではありません)
1.胃になんでも入れれば良いわけではありません。
暴飲暴食は逆に自律神経を乱すので控えましょう。
緊張が強い人は、暑いから冷たいものを飲みたくなるのはわかりますが、暖かい飲み物を飲んで一息ついてみるのが良いと思います。
2.適度な運動
運動といっても筋トレやランニングなどではなくて大丈夫です。
ゆっくり呼吸を止めずに行えるストレッチなど簡単に手短に出来るもので十分ですので、ちょっとの隙間時間に行ってみましょう。
3.深呼吸をする
ストレスを感じていたり体が緊張状態にあると、呼吸は浅く速くなります。
反対にゆっくりと深い呼吸は副交感神経を高め心身をリラックスさせます。深呼吸をすると落ち着く、良く聞くと思いますがこれが1番簡単に出来ることだと思うのでおすすめです。
また、ぬる目のお湯に浸かってゆっくり体を温めることもおすすめです。
42度以上の熱いお湯で汗をたくさんかくのも気持ちが良いですが、反対に交感神経を高めてしまうので、熱いお湯には気をつけましょう。
あとは
寝る前に画面(テレビやスマートフォン)を見るのを控える
寝る直前に歯を磨く
これは脳が興奮してしまい寝る体制が整わなくなりますので、自律神経が乱れていて特に不眠も感じている人は注意が必要です。
自律神経を整える方法って、色んなものがありますが
基本的には規則正しい生活を意識して余計な刺激を入れないことが大切です。
何かをしよう!やってみよう!と思うと
ついつい色んな事を追加してしまいがちですが
プラスするよりもマイナスすることも大切で、むしろこっちの方が簡単に始められる事が多いように思います。
食べ過ぎていたら少し控える
消化に負担のかかるものを控える
カフェインを摂り過ぎていたら控える
食べることだけでも見直すことでマイナスできる点が色々と出てきますね。
ぜひ一度、見直してみて下さい。
最近は自然災害が多いですが、その反面、想定できる事は出来ます。
最低限の備えはしておきたいですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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